「全国大学ビブリオバトル2025関東Dブロック予選・決戦大会」を開催しました!
11月2日(日)に「全国大学ビブリオバトル関東Dブロック予選・決戦大会」を開催しました。
今年度は、群馬県大学図書館協議会で予選大会を同日開催し、決戦大会への出場機会が増えました。
会場は群馬県立図書館3階ホール。企画・運営は本学図書館サポーターの学生が行いました。

会場には観覧者の皆さんが多く集まり、どんな本が紹介されるのか期待も高まります。
まずは予選大会が行われました。
ビブリオバトル公式ルールと大会レギュレーションに基づき大会は運営されます。
関東Dブロック予選大会に参加したのは、高崎商科大学宮田さん、育英大学黛さん、テクノ・ホルティ園芸専門学校小此木さん、育英大学黛さん、群馬大学荒川さん(発表順)です。
司会は本学図書館サポーター荻谷さんです。

4人が紹介した本は、次の4冊です。
「しりたいこと図鑑」みっけ/著 KADOKAWA
「花田少年史」一色まこと/著 講談社
「とんこつQ&A」 今村夏子/著 講談社
「屈辱ポンチ」 町田康/著 講談社
4人のバトラーは5分間の持ち時間の中で、本の魅力や自分の心に残った点などを発表しました。
発表する中で、身振り手振りを交えたり、観覧者に質問したりしながら本の魅力を伝えます。
その後、観覧者はバトラーの発表から興味を持った点をディスカッションタイムでバトラーに質問します。
質問に答える中で、観覧者が興味を持った視点に答えてもらったり、楽しめる1冊であることが伝わり、読書の魅力を会場全体で共有することができました。
ビブリオバトルはこの時間も貴重な楽しい時間です。
そして、バトラーと観覧者で「最も読みたくなった本」に1票を投票しました。
最も読みたくなった「チャンプ本」は、
小此木さんが紹介した「とんこつQ&A」今村夏子/著 でした。
小此木さんは関東Dブロック決戦の出場権を獲得しました。
その後、決戦大会を行いました。
決戦大会は同日開催の予選大会から出場した小此木さん、各大学の予選大会から進出した4名、あわせて5名のバトラーの発表がありました。
関東Dブロック決戦の参加者は高崎商科大学松本さん、竹本さん、渡邉さん、群馬大学松浦さん、テクノ・ホルティ園芸専門学校小此木さんです。
司会は本学図書館サポーターの橋本さんです。

5人の紹介した本は以下の通りです。
「流星の絆」東野圭吾/著 講談社文庫
「悪い本」宮部みゆき/著 岩﨑書店
「倒錯の帰結」折原一/著 講談社文庫
「パリのすてきなおじさん」金井真紀/著 柏書房
「とんこつQ&A」今村夏子/著 講談社
決戦大会でも、観覧者はバトラーの発表にメモを取りながら聞き入っていました。
バトラーも5分間で本の魅力を伝えるべく、会場全体に向けて発表します。
どの本も興味を持つ紹介で、観覧者も読みたい本が増えたようでした。
その後、「最も読みたくなった本」に1票を投票し、決戦大会でチャンプ本に輝いたのは、「とんこつQ&A」今村夏子/著 講談社 でした。
チャンプ本を獲得した小此木さんには、群馬県大学図書館協議会長より賞状と記念品が贈呈され、12月に開催される「「全国大学ビブリオバトル~首都決戦~」の出場権を獲得しました。
ぜひ、本戦でも会場の皆さんに本の魅力を伝えてほしいと思います。
また、決戦大会に出場した4人のバトラーにも賞状と記念品が贈呈され、会場からは大きな拍手が送られました。

本学の図書館サポーターも企画・運営を担当し、大きな大会を無事開催できました。
群馬県大学図書館協議会、群馬県立図書館の関係者の皆さまに心よりお礼申し上げます。
本学の図書館サポーターは、これからも大学生の読書活動を推進していきたいと考えています。