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特別講義 「日本芸能と経済~伝統芸能とビジネスの接点を学ぶ~」を開講しました

    

本学では、観世流能楽師・清水義也氏を講師にお迎えし、特別講義「日本芸能と経済~伝統芸能とビジネスの接点を学ぶ~」を開催しました。

清水氏より、2600年にわたり文化を継承してきた日本の背景に、政治・経済・宗教などの密接な関わりがあること、能を通して「文化は単なる飾りではなく、社会の仕組みの一部として存在してきた」ことを講義頂きました。
会場では能面や能装束の展示も行われ、学生や教職員が日本文化の奥深さを体感しました。

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また、清水氏は商学を学ぶ学生に向け、「氏神様や先祖・師匠を大切にし、余剰の利益を文化活動に還元するという社会循環が日本の在り方であった」こと、「お金のために働くのではなく、心のためにお金を生み出す」という考え方の重要性を説かれました。

伝統芸能の視点から、文化と経済の結びつきを学ぶ貴重な機会となりました。

また、清水氏は2027年のNHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」の主人公にえらばれた高崎市ゆかりの人物「小栗上野介」を、新作能「小栗」として上演をされております。

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