1. 11/12(土)『群馬のポテンシャルを魅力にして伝える~群馬県のキャッチコピーを創ろう~』を開催いたしました!

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11/12(土)『群馬のポテンシャルを魅力にして伝える~群馬県のキャッチコピーを創ろう~』を開催いたしました!

    

実施報告

高崎商科大学・高崎商科大学短期大学部は、2022年11月12日(土)に特別課外授業『群馬のポテンシャルを魅力にして伝える~群馬県のキャッチコピーを創ろう』(後援:群馬県、群馬県教育委員会)を開催いたしました。

当日は本学の学生の他に、群馬県内外の高校生や高等学校教員にもご参加いただきました。

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今回の特別講師で株式会社電通の現役コピーライター・舘林恵さんは、これまで多くの広告を手掛けてきた"言葉"のプロ。そんな舘林さんから「伝えるコツ」を学び、群馬県のポテンシャルを魅力にして伝える「群馬県のキャッチコピーづくり」に挑戦してもらいました!

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「広告のミッションはいかに相手に伝わるか」「"これだけ伝えました"では評価されない。"これだけ伝わりました"で評価されるから、どうやったら伝わるかを真剣に考える。」授業の前半では舘林さんによる熱い授業が展開され、参加者たちは真剣な眼差しで聞き入っていました。

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後半は実際にキャッチコピー創りに挑戦!商品の紹介でありながら、説明ではない。特徴を伝わりやすく表現しながら、無視されないインパクトを。そういうことか!の驚きと面白さ...などなど。舘林さんから学んだキャッチコピーの極意を意識し、群馬県を題材に、それぞれが感じているポテンシャル(価値を伝えきれていない優れた特徴)を言葉にしていきます。

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友達と話しをしたり、スマホで検索してみたり、一人で集中したりとそれぞれの方法で自由に創ってもらいました。完成したキャッチコピーは会場に掲示され、心動かされた作品を参加者に選んでもらい、投票を行いました。数ある作品の中から見事選ばれた3作品をご紹介します!

受賞作品

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【TUC賞】...「此処の海の味」(志賀さん)

志賀:海のない群馬県には多くのお寿司屋さんや海鮮を生かしたお店があり、海がない群馬県ならではのネタや新鮮さを失わない取り組みが行われています。他の県では楽しめないものであると感じ、何気なく海を見た時、群馬のことを思い出して欲しいという思いを込めてつくりました!

志賀さんには副賞として、カッパピアの文房具と山田かまち氏の画集が贈られました。山田かまち氏は高崎市出身のアーティストで、舘林さんがコピーライターを目指すきかっけとなった人物。本学のキャッチコピーである「何者でもない 今の君は、きっと何者にだってなれるんだ」の言葉を胸に、舘林さんのようになりたい自分を見つけてくださいね。

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【舘林賞】...「彼は2キロ太って帰ってきた」 (武井さん)

武井:ぜひ群馬に来て2キロ太ってしまうくらい美味しいものを食べて帰っていただきたい!という想いで創りました。

武井さんには副賞として、チャーハンセットが贈られました。舘林さんが広告を手掛けた「味の素 香味ペースト」と群馬県産の新米で、2キロ太っちゃうくらい美味しいチャーハンをお腹いっぱい食べてくださいね。

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【得票賞】...「キミも温泉たまごにならん?」 (宮入さん)

宮入:温泉が多い群馬県なので、たくさんの温泉に行ってもらいたい、また、そこで、温泉たまごのようにツルツルの肌になってもらいたいという気持ちを込めました。温泉たまごにかけて「君」を「キミ」にしたところと、語尾が「〜ん?」になる群馬の方言を使ったのがこだわりです。

宮入さんには副賞として、食品詰め合わせセットが贈られました。普段口にしているお菓子や飲料につけられたキャッチコピーの意味を知り、クリエイティビティに磨きをかけてくださいね。

今回惜しくも賞を逃したすべての作品に、舘林さんからひとつひとつ丁寧にコメントをいただきフィードバックを行いました。どの作品も、魅力に溢れ新たな可能性に満ちている群馬の"今"と"未来図"を、若者の自由な発想で表現できていたのではないでしょうか。

本授業の最後には、「コピーライターになりたい!だけではなく、コピーライターになって何がしたいのか。自分の本質を見つめた。」という舘林さんのお話から、「本質」をつかむことの大切さを学びました。誰もがそれらしい広告風の言葉をつくることはできるのかもしれませんが、重要なのは価値を発見して(What to say)、届けること(How to say)。そんな本質をつかむ頭の動かし方を、本授業を通して経験していただけたことと思います。そして、本授業が新たな自己発見や自身の本質との出会いに役立てていただければ幸いです。

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参加者全員に金の鉛筆をプレゼント!たくさんのご参加、誠にありがとうございました。

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