わが国初の中高大・会計教育連携協定の締結!
今月7日、深まりゆく秋の関越路を経て山形県酒田市へ向かい、加島局長、遠藤課長とともに、酒田市教育委員会(鈴木和仁教育長)と山形県立酒田光陵高等学校(藤田雅彦校長)を訪問しました。
本学が高大連携のHaul-Aプロジェクトを始めて今年10周年となります。この節目に、酒田市役所で三者連携の協定を締結することができました。調印式に先立ち、丸山至市長様、鈴木教育長様とご面談いただく機会もあり、若者たちに未来を託す熱い思いを語り合うことができました。<写真 左は三者連携・鈴木教育長様(右) 小島先生(左)と。右はSAH締結・藤田校長先生(中央)と〉
本学と酒田市教育委員会、日本商業教育振興会(代表理事・小島一富士先生)の三者間の協定によって、これから中学生にも本格的な会計教育の道が開かれます。ひとことで言いますと、中学生の段階から高校をへて大学までの10年間の接続教育が実現するのです。わが国初の画期的な連携教育の誕生です。
こうした三者連携事業がなるにあたって、地元の酒田商工会議所(加藤聡会頭)さん、日本商工会議所(丸山範久事業部長)さんからも多大なご支援をいただいております。そして何よりも、酒田光陵高校さんとの本学の数年来のHaul-Aプロジェクトの実績が基盤となっています。関係諸機関のみなさまのご協力に、心から感謝を申し上げます。
三者連携協定の調印式を終えて市役所をあとに、酒田光陵高校を訪問、本学とのSAH(卓越した簿記会計の連携教育)の協定更新の締結式に臨みました。光陵高ご出身の相場颯人さんは、昨年度3年生で公認会計士論文式試験に見事合格を果たしています。将来、地元の発展に尽くしてくれるでしょう。
今回の三者連携事業が発端となって、中高大の会計連携教育が全国に広がっていきますようにと願っています。