1.  Haul-A 協定校 夏の情報交換会

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学長室より

 Haul-A 協定校 夏の情報交換会

    

8月16日(月)、本学(TUC)と全国のホールA協定校をオンラインで結ぶ初の「情報交換会」が開催されました。

昨年の夏場は、コロナ問題の影響により、通例の「ホールA夏合宿」の代わりに「遠隔入学体験セミナー」の開催となりましたが、今回は、協定高等学校の校長先生や教頭先生にご参加いただいての情報交換会。各高校さんでの商業教育へのご熱心な取組みをお聞きし胸がいっぱいになりました。(写真)

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ご支援いただいている「日本商業教育振興会」からも小島一富士先生(代表理事)はじめ関係の先生方のご出席がありました。小島先生からはホールAについてのご丁寧な説明とともに、高大連携教育のもとで高校生たちが社会貢献の立派な人材に育つよう大きな期待を寄せられました。(写真は「経理研究所」のある4号館SKY)

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当初「えっ、そんな夢のようなプロジェクトがあるのか?」と思われて始まったホールA事業ですが、はや9年目を迎えています。その間、日商簿記1級合格者は135名に達し、公認会計士試験(論文式)の合格者も28名を数えます。まさに夢のような成果と言えるでしょう。

また、協定書調印時にご面談いただいた校長先生の多くはご退任あるいは転任されています。大学や短期大学に新たに先生として着任された方もおられます。時の流れを実感します。コロナ禍、対面できる機会もめっきり少なくなっていますだけに、今回の「情報交換会」は、とても意義深いものになりました。皆様に、心から感謝申し上げます。

昨年の夏はコロナ禍により、「公認会計士試験(論文式)」は11月に変更されましたが、今年は予定通り実施され、TUCからも多数の学生が挑戦。結果発表は11月、ひごろの努力が報われますように、と今からドキドキして待っています。

9月半ばからの後期授業は、コロナ感染拡大により遠隔方式でスタートせざるを得ませんが、オンラインであるからこそできる「教育」「学修」の良さも質保証もあると思います。

「後生畏るべし」―将来のふるさと、日本は若者たちのもの。未曾有の逆境を乗り越え、たくましく成長してもらいたいと願っています。

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