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大学院 商学研究科商学専攻(修士課程)
群馬県の商都、高崎の大学院で商学を学ぶ。
流通・会計・ビジネスに関する、高度で知的な専門的職業人を育成。
高崎商科大学の大学院商学研究科では、学士課程(商学)をベースとして、さらに高度な専門研究を行うために開設されています。
教育内容の基礎となるのは、変化する時代に相応するための「実学重視」。流通・マーケティングや、会計・経営・ビジネスについての知識を深めながら、実践的な問題解決能力や管理運営能力などのスキルを育成。「商学を根幹から考えることのできる高度な専門職として知識基盤社会を支える人材の育成」を第一の目的としています。
高崎市は関東平野の北端に位置する中核市であり、古くから新潟や長野などの上信越と首都圏を結ぶ交通の要衝として発達してきました。人・モノの往来が盛んに行われ商業が発達してきた高崎は、「商」を研究する場としての優位性を有しています。
高崎商科大学 大学院 商学研究科商学専攻での学び
育成する人材像
商学研究科では、商学関連業務を主とする企業や組織において、商学の専門知識を持ち、即戦力となりうる高度な専門的職業人及び研究者を育成します。
卒業生紹介
今村 優太
高崎商科大学 大学院 商学研究科 会計・財務の専門家養成コース
中村会計事務所勤務
執筆論文が公益財団法人租税資料館賞 租税資料館奨励賞の部に入賞
標題「外国子会社合算税制における適用除外基準の在り方―適用除外基準の趣旨を中心として―」
指導方針
研究指導は、必修科目としての特別演習Ⅰおよび特別演習Ⅱを中心に行います。1 年次の 5 月に修士論文の研究テーマを仮決定し、実質的に 6 月から修士論文執筆のための調査・研究をスタートします。1 年次の末期に中間報告、2 年次の末期に論文発表会
を行います。研究テーマの決定、調査法、分析法、評価法、まとめ・考察手法、プレゼン手法などを指導します。
年間スケジュール
1年生
- 4月
-
- イントロダクション|修士論文とは、先行研究の探し方等をレクチャー
- 文献の収集を行う
- 6月
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- 論文テーマを決める
- 7月
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- 第1章を書きながら、さらに文献の収集
- 8月
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- 調査の開始(インタビュー、アンケート、文献研究)
- 12月
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- 論文全体の約20%まで書き進める
- 1月~2月
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- 中間発表
- 3月
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- 論文全体の約30%まで書き進める
2年生
- 4月~5月
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- 調査の結果をまとめる(文献研究、アンケート、インタビュー調査など)
- 6月~7月
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- 調査結果の分析、考察
- 8月
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- 執筆を進める(結論を見据えながら)
- 11月
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- 結論をまとめ、結びを執筆
- 12月
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- 推敲
- 1月
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- 推敲、校正、最終審査の準備(パワーポイントに論文をまとめる)
研究体制
本大学院の収容定員は 10 名で、学内に大学院生のための専用の研究室を確保してあります。また、担当教員 とのコミュニケーションが円滑に図れるように、環境も整備しています。さらに、図書館についても、他の大学図書館などと連携して、研究活動の支援を行っています。
充実した施設&設備
講義室
講義室1室(57.50㎡、24名収容)および大学院生研究室2室(22.27㎡1室+20.94㎡1室、18名収容)を整備。無線LANの環境も整備されています。
3つのコースで商学を学ぶ
本大学院では、流通・会計・ビジネスを総合的・体系的に理解できるよう、基礎科目、専門科目、演習科目の3つの区分でカリキュラムを構成しており、大学院生の幅広い進路希望に応じるために3つのコースを設置しています。<基礎科目>で「商学総論特論」などを履修した後、専門性を深める応用理論を学ぶ<専門科目>を選択。研究指導は、必修の「特別演習Ⅰ・Ⅱ」にて修士論文の作成を中心に行われ、学生は、各指導教授のもと<専門科目>を選択することができます。
基礎科目
複雑に絡み合う商業の機能・構造・本質を見極めるためには、総合的・横断的・複合的なシステム思考とシステムアプローチが不可欠です。そこで本研究科の教育・研究領域を流通・マーケティングをはじめ、経営学・会計財務・税務・経済学・情報学などにより構成・その上で、商学を総合的に理解する際に欠かせない「商学総論特講」を必修科目としています。本講義では商業に関する理論の理解、知識の定着を図りつつ、具体例に基づいた分析から、商学を総合的・体系的に学びます。
専門科目
基礎科目で商業の機能・流通の構造が明確になると、各院生の問題意識に合わせて専門性を深めるために応用的理論を学び、より具体的な問題解決を図ることが必要となってきます。そこで、本研究科の専門科目群を大きく2つに分類。流通・マーケティングに関する専門分野と、経営・会計財務・金融に関する専門分野とに分け、前者では物流戦略・ITビジネス関連を、後者では経済学・財務などの科目を学びます。さらに専門科目群の選択科目は、大学院生の問題意識や関心、修了後の進路などに合わせて、以下のような4つの履修モデルを想定しています。
ビジネスデザインコース
履修モデル
基礎科目 | 商学総論特論 マーケティング特論 経営学特論 |
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専門科目 | 情報システム特論 情報ネットワーク特論 プログラミング特論 経営情報特論 中小企業特論 企業文化特論 経営戦略特論 経済学特論 ミクロ経済学特論 |
演習科目 | 特別演習Ⅰ 特別演習Ⅱ |
アカウンティング税務コース
履修モデル
基礎科目 | 商学総論特論 マーケティング特論 経営学特論 |
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専門科目 | 会計学特論 財務会計特論 原価計算特論 経済学特論 ミクロ経済学特論 金融特論 税法特論Ⅰ 税法特論Ⅱ 経済法特論 |
演習科目 | 特別演習Ⅰ 特別演習Ⅱ |
地域クリエイティブコース
履修モデル
基礎科目 | 商学総論特論 マーケティング特論 経営学特論 |
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専門科目 | 交通特論 国際物流特論 ロジスティクス戦略特論 地域商業特論 消費者行動特論 広告特論 電子商取引特論 観光学特論 まちづくり(EBPM)特論 |
演習科目 | 特別演習Ⅰ 特別演習Ⅱ |
ピックアップ授業
情報システム特論
商学研究科 研究科長
教授・博士(工学)
竹上 健
専門書の購読とともに、先端的な理論と事例とテーマにした発表やディスカッションを通して、流通業や金融業などにおけるIT経営のための情報システム学についての理解を深めます。少なくとも一冊の専門書を読破することになります。
本学の大学院は、ひとつの学問に特化せず、幅広い分野の基礎を学びながら「商学」の専門性を追求し、高度な専門的職業人を育成します。
学費について
学費については下記リンク先のページにてご案内しております。
入学試験について
高崎商科大学 大学院 商学研究科商学専攻は卒業を控えた大学生から社会人、外国人留学生に対して募集を行っています。
出願区分および内容
一般選抜 | ① 日本の大学の卒業者および卒業見込みの者(注1) ② 日本国籍を有し、外国の大学の卒業者および見込みの者 |
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社会人選抜(注2) | ① 大学卒業者 ② 大学卒業と同等以上の学力や社会経験を持ち、勉強意欲を有する者 |
外国人留学生選抜 | ① 外国人で入学後、法に定める「留学」の在留資格を取得、またはこれに変更できる者 ② 大学院において教育を受ける目的をもって入国している者 |
(注1)日本の大学で学んでいる留学生はこの一般選抜の試験区分に該当する。
(注2)社会人とは、働いている者のみならず、主夫・主婦や退職者、および日本の大学を卒業し働いている外国人も含む。