自営業である祖父を手伝ってあげられたらと経営学を学ぶことができるTUCへの入学を決めました。また、就職支援が充実しているという点も入学を決めた理由のひとつです。
学生生活で最も力を入れてきたことは、３年次からのゼミ研究・実践活動です。私のゼミでは持続可能な社会の構築を視野に入れた観光まちづくりをテーマとしており、主に群馬県内の地域資源を活用しながら研究・実践活動を行っています。商品開発や農業の側面から地域活性化に取り組む生産者の気持ちを知ること、また地域資源としての農作物について改めて考えることを目的としてキャンパス内や近隣の畑で農作業も行っています。私たちが生産したじゃがいもをお酢にする商品開発にも挑戦。この研究活動の発表をするため、エコプロという日本最大級の環境展示会にも2021年、2022年に出展者として参加しました。
エコプロへの参加は研究活動の発表の場としてだけでなく、学ぶことが多い経験でもありましたね。初めて参加した2021年では展示アピール不足を感じ、そこから数多くある出展ブースのなかで少しでも私たちの活動を知ってもらうためにはどんな工夫をすれば良いかを考えることに時間をかけました。じゃがいものお酢を試飲する場を用意したり、掛け声なども事前に考えるなど、多くの人に知ってもらえるよう工夫を重ねました。結果、2022年は多くの方に私たちの研究活動を知ってもらうことができ、自分自身の成長も実感することができました。
大学に入学する前までは、具体的に挑戦したいことも将来の夢もありませんでした。ですが、この大学４年間で見つけることができ、そして私さえも成長させてくれました。それは、TUCにある人・もの・ことのおかげだと感じています。最初に選んだ選択が間違いだったと感じても大丈夫です。未来はいくらでも変えられますし、正解にだってできます。進路や学校選択に悩んでいる方もいると思いますが、あまり心配せず、自分が進みたい道を選んでみてください。応援しています。