私は魅力溢れる群馬が好きで、以前からこの地域に貢献したいという想いが強くありました。TUCの経営学科では観光まちづくりについても専門的に学べると入学を決めました。
学生生活のなかでも最も力を入れてきたことは、地元のまちづくりです。大学２年次から観光まちづくりを専攻し、３年次からは地域活性やまちづくりを主のテーマとするゼミにて研究を行ってきました。加えて、地域活性を目的とした多くのプロジェクトにも参加し、地域資源を活かした様々なアイデアを考え、かたちにしてきました。特に印象に残っている経験は、３年次での「甘楽町美味しいものマップデジタル化事業」です。先輩方が作成した甘楽町美味しいものマップ（紙）をデジタル展開するために、掲載店舗への改めて掲載許可取りや写真やテキストを新たに追加するための取材撮影を行いました。デジタル化に伴いウェブデザインなども考え、企画し、甘楽町の職員の方々に提案や打ち合わせを重ねました。実際にフィールドワークを通して甘楽町と深く関わってきたからこそ、データが完成したときは大きな達成感を得ることができ、強く印象にも残っているプロジェクトとなりましたね。
大学に入学する前は、将来のことについて深く考えず、ただ漠然と地域に貢献したいという想いだけでした。ただ、大学生活を通してどのようにしたら地域の役に立つことができるのか、また自分には何ができるのかを見つけることができました。私は、TUCで過ごした4年間で大きく成長できたとともに、かけがえのない多くの友人や仲間たちと出会うことができました。
卒業後はJR東日本グループの企業で働くことが決まっています。今まで学んだ知識や経験を活かしながら、地域に寄り添い信頼を得るための努力を続け、地域の活性化に貢献していきたいと考えています。