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甘楽の天然水商品化プロジェクト

    

地域連携センターが包括連携協定先である甘楽町と連携し「甘楽の天然水の商品化プロジェクト」を実施しました。本プロジェクトは、甘楽町・甘楽町企業・甘楽町市民・本学の産官学民の多様な主体がつながり、協創により甘楽町の天然水を商品化するものです。

天然水で使用するのは甘楽町の雄川堰の原水。雄川堰は、環境省が定める日本の名水百選に選定され、小幡地区の人々の生活用水、農業用水として古くから多目的に利用されています。甘楽町は歴史的価値のある雄川堰の原水を使用したミネラルウォーターを商品化することでシティプロモーションを行い、地域活性化につなげることも計画しています。

本学は、ミネラルウォーターの商品開発を行うPBL型の長期プロジェクトとして、市場調査、地域調査、デザイン・ネーミングの3つのグループを設置しました。美藤ゼミはマーケティングの観点から「水」を分析し、松元ゼミは「甘楽町」の魅力調査、その結果を受け、10名の有志の学生がペットボトルのパッケージデザインを手がけました。デザインについては高崎市吉井町に所在する有限会社デザインゲンから2名の講師を迎え、illustratorPhotoshopを使用し、画像にある通り、4つのパッケージデザインを作成しました。

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①(松元ゼミによる甘楽町フィールドワーク)②(美藤ゼミによる水のマーケテイング調査)

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①(デザイン講座)②(甘楽町職員へのプレゼンテーション)

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①(甘楽町委員会でボトルデザイン提案)②(学生が提案した4つのボトルデザイン)

2021年73日には第1回甘楽町委員会が開催され、甘楽町町長をはじめ県議会議員、地元企業の役員等、総勢26名の前で企画提案を行い、725日(日)の第2回甘楽町委員会でデザインが決定されました。決定したデザインは「かんらの天水」です。
デザインが決まったミネラルウォーターは40,000本の製造が決まっており、一般販売用で30,000本、甘楽町の災害備蓄用として10,000本が販売・活用されます。

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①(FM群馬ラジオ収録)②(群馬テレビ撮影)
甘楽の天然水プロジェクトはFM群馬、群馬テレビなど多数のメディアで取り上げていただきました

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①(かんらの天水完成発表会)②(かんらの天水)
「かんらの天水」は11月に商品化となり、道の駅甘楽、甘楽ふるさと館、プレトリオ、甘楽町地元商店にて販売しています。
また、学内にあるコンビニでも販売を予定しています。

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