1. ふるさと通信Ⅱ

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学長室より

ふるさと通信Ⅱ

    

先日、私は、ふるさと九州、佐賀県の鹿島市へ行って来ました。気がかりな高齢の兄二人に会うためですが、ここ数年来関心を寄せている「イゴノミクス」に関連して、ある方をお訪ねすることもできました。(写真は、左から佐賀平野、寛蓮顕彰碑、碑のある祐徳稲荷神社)

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ある方とは、「碁聖寛蓮顕彰会」の藤永勝之会長さん。日本棋院佐賀県支部連合会副会長もお務めで、子どもたちの囲碁教育にもご熱心に取り組まれています。寛蓮(かんれん)は、平安時代の僧侶で鹿島生れ、日本最初の碁聖。会長さんは貴重な囲碁に関わる資料を多数所蔵されていて、その中には、囲碁殿堂入りした寛蓮のレリーフがあり、これは日本棋院と会長さんのお手元にのみ置いてあるとのことでした。しばし歓談、帰りには『僧・寛蓮の功績 囲碁史に一石』(囲碁文化研究会発行)のご本をいただき、私の密かな「宝もの」となりました。

「イゴノミクス」(囲碁+経済学)は、私のライフワークの一つですが、年末までには出版できそうです。そのときには、改めてご紹介したいと思っています。久しぶりに兄たちと食事、ふるさとの温かさにもほんの少しひたって群馬に戻ってきました。

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